内視鏡
内視鏡について詳しく解説。 大腸内視鏡や胃内視鏡検査の準備や心構えについて詳しく説明しています。
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内視鏡について詳しく説明しております 内視鏡とは外から見えない身体の中に、先端に超小型カメラ (CCD) またはレンズを内蔵した太さ1cm程の細長い管を差し入れて、口あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察します。

場合によっては処置・治療を行う検査のことを内視鏡検査といいます。医療機器や技術の発達により応用範囲も広がり、診断から治療までスムーズに行われるようになってきました。

内視鏡検査では、疑わしい影が見つかった際、その部分の粘膜を直接観察できるため、病変の大きさや形、色、出血の有無までがはっきりとわかり、確定診断に役立ちます。

また、がんが疑われるときには、内視鏡先端部の装置を使って疑わしい組織部を採取し、生検(組織細胞診)を行なえば確実に診断できます。5mm以下の非常に早期のがんも、この内視鏡検査で発見が可能です。

技術の進歩により、内視鏡はとてもコンパクト(細いものは外径約5mm)になり、以前ほど苦しい思いをすることなく検査が受けられるようになりました。
観察する病変の場所、種類によって方法が異なりますので、十分に説明を受けて検査を受けましょう。

内視鏡のメリット

メリット内視鏡検査は体の中を画像で見ることができます。
今まではエックス線や超音波検査で見ることができなかった粘膜の表面にできるがんを簡単に発見することができ、その場で切除することもできますので、開腹手術をすることもなく患者さんにとってはとても負担が軽い手術方法です。

内視鏡のデメリット

内視鏡検査のデメリットはレンズに写りこむ範囲が制限されるということと、癌を見落とすということがあります。あくまでも人間の目視によって行いますので、カメラを動かす範囲が一度写し出した範囲を再度映しこむ勘違いや、部位的に一度も見ることなく診察を終えることもあります。

粘膜を一部切除する手術をする場合は、出血や狭窄になることもあります。
一度切り取っても苛酷な仕事をしている方は、激しい動きをすることにより、傷口が広がり出血してきて、血がなかなかとまらなくなるので、すぐ病院に電話したほうがいいでしょう。

検査の説明と同意

検査インフォームド・コンセントとは患者さんと医療関係者の間によりよい医療環境を築くという基本的な考え方で、種々の内視鏡検査(治療)をお受けになる前に、その検査の必要性、方法、その結果、予想される危険性、さらに他の検査や治療法との比較などについて、十分に理解された上で検査を受けていただきます。

具体的には、患者様が自分の受けようとする医療行為についていくつかの選択肢を含めた説明を受け、十分に理解し納得した上で、患者様自らが自分の受ける医療行為を選択するという方法です。

医師や看護師などから十分な説明を受けたうえで、患者さまご自身が最終的な診療方法を選択していただく一連の行為を、「インフォームド・コンセント」といい、その際、同意書に署名していただく方法が一般的に行われています。患者さんご本人が署名できない場合には、責任のある代理の方に署名して頂くことになります。

検査の受け方

内視鏡基本的に、検査は予約制で行われています。検査別に、事前に異なる注意がありますので、ご自分が受けられる検査をしっかり把握して、間違えないようにしましょう。

下記に、当日確認される『問診内容』を列記します。検査当日には、麻酔や注射などを使用しますので、たくさんの確認項目はありますが、気になることなどあれば遠慮せずに申し出てください。
内視鏡検査

・ 今までの内視鏡検査の有無
・ 治療中の疾患や内服している薬剤の有無
・ 血の止まりにくくなる薬(バイアスピリン・ワーファリンなど)の服用の有無
・ 心臓病や不整脈、胸部症状の有無
・ 目の病気(高眼圧・緑内障)の有無
・ 甲状腺機能亢進症の有無
・ 前立腺肥大や肥大様症状の有無
・ 以前、歯科治療の麻酔注射(キシロカイン)での気分不良の有無

胃カメラ検査→ 義歯の有無
経鼻内視鏡 → 鼻の病気の有無、鼻血の有無

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