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鼻腔内視鏡
鼻腔内視鏡とは、食道や胃などの検査を行なうための内視鏡を、鼻から挿入して行なう検査のことで、従来の口から内視鏡を入れる検査とは異なり、苦しくなったり痛みを感じたりすることが少ない検査方法として注目されています。
鼻腔内視鏡で使用する内視鏡は非常に管が細く、挿入されても鼻腔内をスムーズに通り抜けることができるという特徴があります。そのため短時間で検査が終わることも少なくありません。
痛みが少ない診療方法
鼻腔内視鏡は、鼻腔に局所麻酔を行なうことで痛みを感じさせずに、内視鏡を挿入させることができます。痛みが少ないとされる理由は、吐き気をもよおす感覚器官を触れずに挿入することができることによります。
舌の根元付近には、吐き気を起こし、異物を侵入させないようにする機能が備わっているため、内視鏡などの異物が触れると、気持ちが悪くなってしまう状態になります。
検査時間
しかし、鼻腔内視鏡ならその心配がありません。花粉症などで鼻づまりの人でもできるのか、心配する方もいるかもしれませんが、血管収縮剤を使用し、腫れを引かせたり、局所麻酔を腫れている部分に塗布したりして、刺激を感じさせないようにすることで検査ができます。
鼻腔内視鏡による検査時間は7、8分で終了します。