内視鏡トップページ >胃内視鏡
胃内視鏡
胃の内視鏡(胃カメラ)検査の正式名称は「上部消化器内視鏡」といいます。
内視鏡を口または鼻から挿入し、咽頭から食道・胃・十二指腸(下行脚)まで入れて観察していきます。
ファイバーの先端についている超小型のカメラで、上部消化管の中の様子をテレビモニター画面に映し出して観察します。内視鏡の先端を粘膜ギリギリまで近づけて観察することで、詳しい情報を得ることができます。
特に、胃潰瘍や胃炎といった良性疾患のみならず、早期の胃がんなどについても発見が可能です。
ただし、胃の内視鏡検査のイメージは?と聞かれると、皆さんは口をそろえて「ツライ」「苦しい」「二度と嫌だ」…といったような言葉が聴かれます。これは大きな問題点です。
しかし、医療技術の目覚ましい進歩により、近年内視鏡はとても細くなってきています。約10年前のファイバーは外径が10ミリ弱だったものが、ここ最近では5ミリと約半分となりました。
以前から行われていた口からの内視鏡検査では、喉の奥にファイバーが触れるとそれを吐き出そうと反射が起こります。これは人間の当たり前の反射ではありますが、これが非常に苦しいと感じるのです。
そこで、それを出来るだけ楽にできないかと開発されたものが鼻からの内視鏡検査です。